広島前田健太投手(23)は11日、広島市内のマツダスタジアムで自主トレを公開し「初投げ」を行った。弟分の今村猛投手(20)と約30メートルの距離でキャッチボールを行った。昨秋のキャンプ以来の投球だった。「2カ月ぐらい空いているので、感覚は今はどうでもいい。沖縄に行ってからは徐々に投げていかないといけない」と話した。この日は、新人の入寮日だったがエースの自覚は十分。「行動、言動が大事になると思うし、練習態度からしっかりやらないと。気軽に声をかけられる先輩になりたい」。今季も先頭に立ってチームを引っ張っていく。