インフルエンザに感染したため静養していたDeNAの中畑清監督が7日、春季キャンプに復帰した。雨のため練習は2組に分かれ、マスク姿の中畑監督は沖縄県嘉手納町の室内練習場に久々に姿を見せ「外にいられる喜びを感じる」とうれしそうだった。

 円陣で選手らと息を合わせて一度手をたたいたのをきっかけに、練習は始まった。中畑監督は自らも体をほぐしながら、選手に積極的に声をかけて動きに目を光らせた。

 元気と明るさを前面に押し出す指揮官だけに、静養期間について「58年間で初めて。風邪は関係ないと確信していた。4日間も部屋から出られないのは苦痛」と苦笑いだった。