<オープン戦:西武0-0広島>◇14日◇西武ドーム

 広島デニス・サファテ投手(30)が、ヒヤリ体験に遭った。4番手で8回から登板し、1死走者なしから西武エステバン・ヘルマン内野手(34)は内角151キロの直球でバットを粉砕。飛び散った破片の中で最も大きなものが右足を直撃した。「粉々にはじけて、いろんなピースが飛んできて、よけようと思って飛んだら(破片が)当たってつまずいてしまった」と振り返った。直後にトレーナーが飛び出す事態となったが、大事には至らず。続く、原拓也内野手(27)から空振り三振を奪い、3者凡退に仕留めた。「良い準備が出来ているので、最後に体調を上げて、開幕に挑みたい」と話した。