<阪神2-3楽天>◇19日◇甲子園

 阪神先発の能見篤史投手(32)が1球の制球ミスで敗れた。6回までは1点リードを守って無失点の投球。不注意だったのは7回だ。1死一塁。今季、ノーアーチのテレーロに対し、2球目スライダーが甘くなった。これを痛打されて左翼席に逆転2ランを運ばれてしまった。藪投手コーチは「打ったほうを褒めるしかない。逆転されても試合は続いた。次の1点を防がないと。8回は能見に何としてでも行って(抑えて)ほしかった」と話す。8回もフェルナンデスに左犠飛を浴び、さらに1失点。この日は8回3失点で、今季4敗目を喫した。