<日本ハム2-2西武>◇16日◇札幌ドーム

 プロ初先発だった日本ハム4年目の谷元圭介投手(27)は、5回4安打1失点で降板。これまでの通算105試合は、すべて中継ぎでの登板だっただけに、第一声は「疲れました」だった。1回の先頭打者に四球を与えたが、後続を断つと、失点は5回に西武中島裕之内野手(29)に許した左前適時打の1点だけ。勝利投手の権利を持って、救援陣に託した。「先頭打者に四球を出した時にはヤバイと思いましたが、そのあとをしっかりと抑えられたので乗っていくことができたと思います。一度追いつかれたのに勝ち越してもらえたので打者のみなさんにも感謝しています」と話した。