ロッテのドラ1ルーキーで、2軍調整中の藤岡貴裕投手(23)が5日、イースタンのヤクルト戦(浦和)で5回6安打1失点と粘投し、復調を印象づけた。初回2死二塁から、ヤクルト武内に右前適時打を浴びて先制を許したが、2回以降は毎回走者を背負うもののホームを踏ませなかった。直球は5回に最速146キロをマーク。奪三振6で、そのうち4個をスライダーで奪うなどキレも良かった。「粘り強く投げられたのが良かった。1日も早く1軍に上がりたい。いつ呼ばれてもいいような準備は出来ている」と話した。