<ヤクルト4-4中日>◇31日◇神宮

 中日先発大野雄大投手(23)の4勝目はお預けとなった。味方の失策もあり、6回6安打3失点(自責1)で降板。だが冷静に自分の投球内容を見つめた。「最近の何試合かスタミナ切れ、体力がない、と言われてすごく悔しかった。この1週間は近藤真市投手コーチについてもらって、ランニングの距離を伸ばし、ピッチングも球数を増やして練習してきました。きょうは最後まで数字(球速)も出ていたと思います。ただ、先頭打者への四球が失点につながり、バントは失敗。またやってしまった。しっかり頭に入れないといけない。そうすればもっと長い回を投げられると思いますし、次は完投を目指してやっていきたいです」。課題をしっかり反省し、次回に生かすことを誓った。