<パCSファイナルステージ:日本ハム4-2ソフトバンク>◇第3戦◇19日◇札幌ドーム

 日本ハムの先発ブライアン・ウルフ投手(31)が7回途中まで3安打1失点と好投した。最速151キロと力のあった直球を軸に、ソフトバンク打線から凡打の山を築いた。7回1死からペーニャに左翼席上段へ特大のソロ本塁打を運ばれたところで降板。しかし、勝てば日本シリーズ進出が決まる大一番での好投に、ファンから温かい拍手が送られた。「今日はツーシームもカッター(カットボール)も良くて自分のピッチングができた。ショータ(大野)のリードもゲームプランも完璧だったし、いつも通りバックにも助けてもらった。特にマック(金子誠)には、たくさんアウトにしてもらったね」と、振り返った。