<コナミ日本シリーズ2012:日本ハム1-0巨人>◇第4戦◇31日◇札幌ドーム

 巨人がサヨナラ負けを喫し、2勝2敗の五分とされた。0-0の延長12回、守護神西村健太朗投手(27)を投入。先発宮国から福田、山口、高木京と、5人の継投できたが、ついに力尽きた。先頭小谷野に安打を許すと、藤村の痛恨のミスも絡み1死一、二塁のピンチ。最後は飯山にサヨナラ打を浴びた。

 原辰徳監督(54)は「0点じゃ、勝てませんね。ピッチャーもよく頑張りましたけどね。もうちょっと打線がね。仕留めに入らないと、0点では難しいね」と、散発7安打に沈んだ打線を敗因に挙げた。ただ、勝敗は五分に戻っただけ。「まあ、同じ。そういう接戦の所で我々勝負してきたわけですから、逆に言えば、こういうゲームを望んでいるわけだから。2勝2敗という形で明日からまた決戦です」と、第5戦以降を見据えた。