大坂代表の履正社は立ち上がりの大量失点が響き、3回戦敗退となった。

4番打者として迎えた甲子園に履正社の主将・辻竜乃介内野手(3年)は「自分たちの野球ができないまま、終わってしまった」と悔しさを口にした。西武辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)を父に持つスラッガーで、祖父の哲也さんも中日でプレー。「生まれてすぐにおもちゃのバットでお父さんと野球をしていた」と幼い頃から野球は身近な存在だった。

この日の試合前には父から「思いっきり楽しんで勝てよ」と激励を受け、試合に挑んだが2回までに5失点。序盤で流れをつかむことができず「打者陣で流れを変えようとしたんですけど、ズルズルいってしまった」と全国の壁に阻まれた。

高校野球の幕は閉じたが、大学経由でプロの世界を目指す。実現すれば、初の親子3代でのプロ野球選手となる。「目標はメジャーリーガー。いろんな人から尊敬されるお父さんのような存在になりたい」と憧れを口にした。

試合後には「お父さんと同じ舞台で野球ができて最高だったよと伝えたいです」と感謝した。背中を追い続けた父と同じ舞台に立った夏。胸に刻んだ経験を糧に、次なるステージへ進む。【田島優大】

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