中日が19日、7年ぶりに復活した秋季北谷キャンプを打ち上げた。高木守道監督(71)は少数精鋭の野手10人だけで行った2週間の練習を振り返り、「量的にも振り込めた。みんなスイングスピードが速くなっている」と評価。一方で地獄の9連勤締めなどのハード練習に満足せず、これを生かすも殺すも自分次第と厳しい注文をつけた。「この練習で何を得て、春のキャンプでどうアピールするか。それは選手次第。春にどんな姿でプレーしてくれるのか。変わってなけりゃこっちががっかりする。10人全員が変わることを期待してる。要はたくさんやる実戦で成長した姿を見せてくれということですよ」。21日に早速腕試しの紅白戦(ナゴヤ球場・正午開始)を組んだが、来年2月5日のチーム初実戦のハンファ戦(北谷)などでの「変身披露」を求めた。