<オープン戦:ソフトバンク2-0DeNA>◇7日◇ヤフオクドーム

 DeNA三浦大輔投手(39)がベテランらしい修正能力の高さを見せた。オープン戦初登板で、「自分の感覚と投げている球の微妙なズレがあった」と1回にいきなり3四球。1死満塁としたが5番ラヘアを外角フォークで二直併殺に仕留めピンチをしのいだ。最速は135キロも、2回以降はリズムを取り戻し、3回を1安打無失点。「投げながら感覚のズレを修正できたし、問題はありません」と力強かった。

 中畑監督も「あのスピードで抑える投球術は見事。年輪を感じさせるね。手本となる投球」と、順調な調整ぶりに全幅の信頼を寄せていた。