<阪神0-0巨人>◇10日◇甲子園

 阪神は両チーム無得点の8回から、勝ちパターンの継投でしのぎきった。

 まずは8回、福原忍投手(36)が2死満塁のピンチをつくりながらも、最後は村田を中飛に打ち取った。9回は守護神・久保康友投手(32)が登板。わずか7球で3者凡退に抑え、後続に託した。10回からは安藤優也投手(35)が2イニングを抑え、最後は加藤康介投手(34)が締めた。

 平均年齢34・3歳のリリーフ陣が踏ん張り、引き分けに持ち込んだ。久保は「仕方ないけど、とりあえず、負けなかった」と話した。