<西武0-1広島>◇22日◇西武ドーム

 広島が大竹寛投手(30)の好投で、連敗を3で止めた。2回以降は毎回安打を許す苦しい投球も、7回6安打無失点。打線は7回2死一、二塁から中東直己外野手(31)が先制の右前適時打を放ち、これが決勝点となった。野村謙二郎監督(46)は、「久しぶりに笑顔だね。(大竹は)今日はよくなかったけど、彼らしい粘りの投球を見せてくれた。(中東は)ルイスが見逃しの三振をして重い空気の中で、打ったのが大きいね」と投打のヒーローをたたえた。