日本野球機構(NPB)は4日、日本代表の小久保裕紀新監督の初陣となる台湾との強化試合(11月8~10日・台北)の追加メンバーを発表し、初の日本一に輝いた楽天から嶋基宏捕手、岡島豪郎捕手(日本代表では外野手)、銀次内野手の3選手を選んだ。

 代表メンバーは計28人となった。背番号は嶋が37、岡島が26、銀次が33。楽天は日本シリーズに出場したため、シリーズ終了後の発表となった。巨人からは代表候補に挙がった投手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と日本シリーズに出場したため、疲労を考慮して選出が見送られた。

 26歳以下の選手が主体となる「侍ジャパン」で最年長となる28歳の嶋はNPBを通じ「チームを引っ張るつもりで自覚を持って自分のやるべきことに全力で挑み、しっかりと自分の役割を果たしたい」と意気込みを語った。