ロッテ鈴木大地内野手(24)が19日、千葉市立園生小で、マリーンズ算数ドリルの贈呈式に出席した。

 このドリルは、小学生が楽しく算数を学べるよう、問題に野球やロッテの選手を登場させた教材。鈴木は「風邪をひかないようにしっかり遊びながらも勉強して、楽しい冬休みを過ごしてください」と話し、各学年の代表児童に直接ドリルを手渡した。

 質問コーナーでは、小学生にも分かりやすい言葉を選んで丁寧に答えた。母あけみさんが幼稚園の先生だったこともあり、子どものころの夢は「プロ野球選手」と「幼稚園の先生」。園児ではなかったが、児童相手に少しだけ先生気分を味わい「楽しかったですね。これがきっかけでロッテ戦を見てくれたり、野球に興味を持ってくれる子が増えたらうれしい。やって良かった」と振り返った。

 また、西武からFAで獲得した涌井秀章投手(27)については「どのボールも一級品で、すごい戦力になる投手。そういう方の後ろで守れたらすごく楽しいと思う。でもまずは僕自身のことを、しっかり頑張ります」と話した。