ソフトバンク李大浩内野手(31)が日本球界3年目で初の30本塁打を目標に掲げた。29日、故郷の韓国・釜山から来日し、ヤフオクドームで会見。「30本は打ちたいと思うし、他のところでも力を発揮したい」と語った。10年には韓国ロッテで44本塁打を放ち、2度目の3冠王を獲得している。

 釜山から航空機で50分足らずの距離にある福岡の印象を聞かれると、「初めて飛行機で福岡に来たが、近いと思った。機内で新聞を2面見ていたら到着した」と笑わせた。4番候補ながら、同席した秋山幸二監督(51)は「そういうところで打ってほしいと思うが、今のところは明言しない」とし、「自分でつかむもの」と競争で勝ち取るよう命じた。