中日ドラフト1位鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)が29日、北谷での1軍合同自主トレに他の2軍選手と一日合流し、ブルペン投球でプロ入り初めて捕手を座らせた。

 ベテラン捕手の小田を相手に20球の立ち投げ後、15球キレのある真っすぐを低めに制球した。鈴木は「あったかくて体のキレもよくなってきたので、今日は初めて座ってもらいました。とにかく低めに集めることを意識しました」と充実の表情。

 視察した森繁和ヘッドコーチ(59)は「さすがドラ1。腕のしなりや肘の出し方は天性的なもの。キャンプ中に落合GMや谷繁監督らに見てもらいたいし、1軍に呼ぶことも考えている」と絶賛していた。