オリックスのドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)と2位東明大貴投手(24=富士重工)がそろってブルペンで投球練習を行った。

 吉田一は35球のうち、変化球を半数投げた。「まっすぐに力みが出たので、修正するために変化球を投げた」。社会人で実績のある右腕だけに、自ら意図をもって、取り組んだ。

 見守った森脇浩司監督(53)は「新しい風が吹いているように思った」と表現。先発強化が課題のチームに、即戦力コンビの投球が頼もしく映った。