中日森野将彦内野手(35)が絶好調をアピールした。2年目井上相手のフリー打撃で、20スイング中3本塁打を含む安打性16本。

 見守った森ヘッドコーチが「仕上がりが早いんじゃないの?」と目を丸くするほど、野手の中でも段違いの好調打撃を見せつけた。森野は「生きた球を打つのは久しぶりでしたが、集中していいスイングができました。この3日間、思った以上に体が動きました」と会心の笑顔だ。入団時以来の背番号7を背負う今季はルナや小笠原との定位置争いも控える。

 「いい選手がいるけど勝負です。僕はいろんな所を守れると思われているかも知れませんが、今年はサードしかやらないぐらいの気持ち。サードは自分が守るつもりですし、去年とは違うモノをみせたい」と気合十分だった。