ロッテ成瀬善久投手(28)が6日、かつての自分の良さを取り戻すべく投球練習に変化を加えた。

 68球のうち10球、捕手を中腰にして高めにストレートを投げ込んだ。「僕の持ち味は高めで空振りを取ること。それが去年はできなかった。元に戻したい。特に外国人選手に対してね」と、しっかり目的を持ってレベルアップを図っている。

 ブルペンでは初めて涌井の隣に立った。「こっちに来るなって言ったんだけどね」と冗談を飛ばしたが、唐川を含めて3人が並んで投げると壮観。まさに開幕投手争いの構図となっていた。