右肩の違和感で2軍調整中のロッテ西野勇士投手(22)が9日、石垣島キャンプでの“初体験”に感激しきりだった。ブルペンで101球を投げたが、最初の9球を伊東監督が受けてくれたのだ。この日は1、2軍合同練習の初日。その恩恵を真っ先に受けた形だった。

 「ブルペンに向かうとき、オレが受けるぞって。マジかって思いましたよ。緊張しましたが、ここに来いって呼び込まれている感じで投げやすかった。自分が今踏んでいる段階を直接見てもらうことができた」と大きな収穫を得た。

 右肩の違和感はなくなっており、このまま順調なら1、2軍分かれる16日からは1軍に合流できそうだ。