巨人の臨時コーチを務めた松井秀喜氏(39)も期待する、2年目の巨人辻東倫内野手(19)が16日、宮崎2軍キャンプで、驚異的なスイング数をこなした。

 マシンやティー打撃を交え、2044回を記録。荒井幸雄打撃コーチ(49)は「1軍の選手がみんな1000とかでしょ。あいつは期待もされている。若いんだし、だから2倍の数字だよ」と説明した。辻は早朝8時から、夕方5時過ぎまで、黙々とバットを振った。「何も考えられません。本当にきついです。まだ手が震えているんですけど」と疲れ果てた様子だった。