首位を走る広島に衝撃が走った。堂林翔太内野手(22)が右手薬指を骨折した。

 前日8日のヤクルト戦(神宮)の9回に右前打を放った際に右手を痛め、9日に広島に戻って診察を受けたところ「右手薬指中節骨基部骨折」と診断された。固定4週間でプレー再開までは6~7週間かかる見込みで、この日1軍登録を抹消された。

 球場に姿を見せた堂林は「悔しいです。打つだけでなく守ることも自信を持ってやれていたのに。でも(診断結果より)1日も早く治せるようにしたい」と無念さをこらえた。代わって鈴木誠也内野手(19)が昇格し、1番三塁で先発出場した。