<オリックス7-4楽天>◇3日◇京セラドーム大阪

 オリックス金子千尋投手(30)が、粘りの投球で7勝目を挙げた。7回9安打2失点の投球は、降板した7回を除き毎回走者を背負う苦しい内容だった。それでも要所を締めて、最少失点で切り抜けた。

 試合後のヒーローインタビューでは、サバサバした表情だった。「最後の回以外、ずっとランナーを出してしまってリズムの悪いピッチングで迷惑を掛けた」。金子が1回と5回に1点ずつを失うも、打線がすぐさま点の奪ってエースを援護。「点を取ってもらって助かりました」と金子は打線へ、感謝の言葉を口にした。

 この日はシーズンの半分となる節目の72試合目。18個目の貯金を1つ積み重ねた。45勝27敗で14年ぶりの首位ターンだ。

 「(首位ターン?)ピンとこないけど、目の前の試合を戦っていくだけ」(金子)と気を引き締めた。この日は7回で救援をあおいだ右腕は「最後までマウンドに立っていられるように頑張っていきたい」と完投宣言でエースの風格を漂わせた。