右肘手術から再起を期す中日吉見一起投手(29)が24日、出場選手登録を抹消された。

 23日のDeNA戦(横浜)に先発したが右肘の張りを訴え、今季最短の3回3失点で自ら降板を申し出ていた。吉見はこの日、名古屋市内の病院で検査を受けたことを明かし、「炎症程度。(手術した箇所に)異常はなかった」と軽症を強調した。今後について、森繁和ヘッドコーチ(59)は「1回飛ばす」と説明し、本拠地では1軍帯同を続けることが決まった。吉見は「いこうと思えばいけるけど、まだリハビリ段階。無理するところじゃない。リセットして次、頑張ります」と、最短8月上旬の復帰を目指し、気持ちを切り替えていた。