<巨人5-1阪神>◇13日◇東京ドーム

 巨人フレデリク・セペダ外野手(34)がゴジラ級の1発を放った。7回先頭で代打で登場し、阪神金田の高めの直球をフルスイングすると、打球はライト2階席のさらに上をいき「能美防災」の看板の上にぶち当てた。巨人時代の松井秀喜氏をほうふつさせる推定140メートル弾の6号ソロで追加点を挙げた。

 「内角の直球にうまく反応できた。バットを最短距離で出すことができ、打った瞬間にホームランと確信できる当たりだった。(今日の練習で)原監督からもらったアドバイスを打撃で生かすことができたね。何か『キューバ時代のセペダ』に戻れた気がするよ」と話した。