西武は15日、栗山巧外野手(30)が、小児がんと闘っている子どもと、その家族への支援活動を行うことを発表した。

 公益財団法人「がんの子どもを守る会」の協力のもと、ゴールドリボンをリストバンドに着用し、小児がんに対する理解や支援の呼びかけをするほか、埼玉県内の小児病棟のある病院4施設へ、必要としている物品を送る。また16日の日本ハム戦からは、小児がんと闘っている子どもとその家族を西武ドームに招待する(40人×6試合)。

 栗山は球団を通じ、「日本国内だけでも、年間約2000人の子どもたちが、新たに小児がんと診断されているという事実を知り、心が痛みました。しかし、医療の発展により、小児がんが『治る病気』になりつつあるということを伺い、プロ野球選手として、この支援活動を通して、小児がんと闘っている子どもやそのご家族の方々に少しでも夢と希望を持って頂ければと願っています。ファンの皆さんも、小児がんに対する理解を深めていただき、私と一緒に支援活動をして頂ければ幸いです」とコメントした。