<日本ハム8-5西武>◇23日◇札幌ドーム

 日本ハムが速攻で逆転に成功した。1点を先行されたその裏、西武レイノルズの立ち上がりを攻めて連打で無死一、三塁。好機に3番陽岱鋼外野手(27)が右中間へ17号3ランを放った。

 「連打で打席が回ってきたので、初球から狙っていきました。基本通り逆方向を意識していたけど、よく伸びたね。しっかり自分のスイングができたと思うよ」。

 試合の主導権を奪い返すと、1死後に大谷が四球で出塁し、続くホアン・ミランダ内野手(31)も逆方向の左翼へ12号2ラン。「しっかり引きつけて打つことができた。逆転した直後にランナーが出た場面だから自分も続いていこうと思った」と笑顔を見せ一挙5得点。

 打線が5月1日西武戦(西武ドーム)以来の今季2勝目を目指す先発吉川を強力援護した。