<楽天1-0日本ハム>◇19日◇コボスタ宮城

 日本ハム栗山英樹監督(53)が会心の展開へと持ち込んだ接戦を落とし、落胆した。

 先発メンドーサと楽天則本が、序盤から激しい投手戦を展開。明暗を分けたのは8回の攻防。1死一塁から犠打でなど2死二塁へ。続く大野が死球で一、二塁と広がったが、西川がこの試合3個目の3打席連続、見逃し三振に倒れた。その裏に楽天に2死から連打で決勝点を許し、完封負けを喫した。スクイズ失敗に、要所で精彩を欠いた打線などが接戦を落とした要因になった。

 栗山監督は「我々(首脳陣)も悪いし、選手も考えなければいけないこと」と問題意識高く、後悔を募らせていた。