阪神上本博紀内野手(28)が26日、小学6年生の投球に太鼓判を押した。

 広島市の母校・広陵高で行われた「広陵野球部有志の会少年野球教室」に参加。途中、小学生がプロの選手を指名して対戦するプログラムが組まれた。上本は自らの体よりも大きな小学6年生に指名され、バッターボックスへ。2ストライクと追い込まれてからヒットを狙うも、軟式ボールをうまく捉えきれず3球ファウルにした。最後は二ゴロに倒れ、軍配は小学生に上がった。

 上本はマイクで「球が重かったので、前に飛びませんでした」と苦笑いでコメント。ただ、2度目の指名を受けた際にはレフトへの大飛球を放ち、プロのすごさを見せつけた。3時間半以上にわたって子どもたちと触れ合い「子どもたちに喜んでもらえて、僕自身もうれしかったです」と笑顔だった。