<東京6大学:明大3-3早大>◇第6週初日◇19日◇神宮

 逆転優勝に望みをつなぐ明大が1点を守れず、目前の勝利を逃してしまった。3-2で迎えた8回から左翼ポジションにいた岡大海投手(3年=倉敷商)を2番手として登板させた。ところが、四球の走者を出し2死後に二塁打を浴びて追いつかれてしまった。岡は打っては5番で2安打1打点、9回には151キロをマークするなど、二刀流を期待される力を見せたが、勝利までは導けなかった。善波達也監督(49)は「山崎(福也投手=2年)は球数も球の力もいっぱいだった。岡につなぐのが今年のウチの形。負けたわけじゃない。また明日、頑張ります」と言い聞かせるように話していた。