大学日本代表候補の強化合宿2日目が23日、平塚球場で行われた。初の紅白戦を行い、早大・有原航平投手(2年=広陵)が、登板した全12投手で最速の152キロをマーク。2回4安打2失点にも「真っすぐで勝負しようと思って、多めに投げた。安打にはなっていたけど詰まっていたので、秋のリーグ戦までに威力を上げたい」と話した。

 来年のドラフト1位候補と目される九州共立大・大瀬良大地投手(3年=長崎日大)は、最速150キロの直球を軸に2回無安打1四球で無失点。「最初のイニングは(球に指の)かかりが悪くて高めに浮いたけど、2イニング目は修正できた。有原くんの152キロにはびっくりした。ベンチから見ていて、目が追いつかなかったです」と笑っていた。