<東京6大学野球:慶大5-0東大>◇第4週第2日◇7日◇神宮

 慶大・加嶋宏毅投手(2年=慶応志木)が東大相手にリーグ史上24度目(23人目)のノーヒットノーランを達成した。

 許した走者は8回無死で与えた四球の1人だけ。同投手にはこれが1年ぶりの勝利となる2勝目で、初の完投が快記録となった。慶大投手のノーヒットノーランは、10年春の竹内大助投手以来となる。

 加嶋は「スライダーがよかった。腕を振って投げました。昨日の1回戦で、東大が『慶応ならいける』というのが見えたんで、断ち切ろうと思った。前週の法大戦では先発を外されたんで『このやろう』と思って投げました」と話した。慶大はこの快投で勝ち点を3としてトップに立った。