東京6大学リーグの早大に今春入学予定の31人が8日、東京・東伏見で新入生ガイダンスに臨んだ。

 13年センバツ優勝左腕の浦和学院(埼玉)小島和哉投手(3年)は学生服に身を包み緊張した様子。「基礎体力をもっとつけて、伝統ある大学で自分を1から見つめ直したいです」と、意欲を語った。

 桐光学園(神奈川)武拓人内野手(3年)は、高校の先輩である楽天松井裕からエールを送られ、「(松井裕からは)『頑張れ』と言ってもらいました。大学では足をアピールしたいです」と、50メートル5秒9の俊足を生かしてベンチ入りを狙う。

 昨夏の甲子園4強の日本文理(新潟)小太刀緒飛(こだち・おとわ)外野手(3年)も、プロ入りした元チームメートから刺激を受ける。

 「(DeNAドラフト7位でエースだった)飯塚とは時々連絡を取っています。飯塚の存在が刺激になっていますし、自分も負けないようにしっかりやっていきたいと思います」と、昨夏の新潟大会決勝で逆転サヨナラ3ランを放った勝負強さを大学でも見せつける。

 新入生たちは10日から練習に参加する。