<オープン戦:中日6-1横浜>◇19日◇横浜

 戦う姿勢を見せろ!

 生き残りをかけた野手陣に落合監督ら首脳陣からゲキが飛んだ。横浜とのオープン戦後、ロッカーで約20分の緊急ミーティングが行われた。高代野手総合チーフコーチは「全員が全員じゃないけど、覇気がない。生き残りをかけているわけだから戦う姿勢を見せないと」と説明した。

 この日は小さなミスが積み重なった。2回、中堅平田が横浜内川のライナーをグラブに当てて落球。背走しながらの難しいキャッチだったが、記録は失策。さらに4回には一塁走者デラロサが走ったが、打者英智がバットに当てられず空振り三振で併殺。また8回には平田が送りバントを失敗した。

 開幕中堅が濃厚だった平田も、森野が実戦復帰したため再び競争する立場になる。「特に若い選手は手綱を締めて頑張らないと」と高代コーチ。期待するからこそのゲキだった。