右肩炎症で2軍調整中のソフトバンク馬原孝浩投手(26)が、球宴明けの8月上旬にもストッパーとして復活する公算が高まった。13日、ここまでの調整状況について、馬原は「本当に順調にきてます。(実戦復帰に関しては)期限を設けずにやってますが、なるべく早くと思ってますよ」と笑顔を見せるなど、復活への階段を着実に上がっている様子をうかがわせた。
右肩の炎症が発覚して、14日でちょうど3カ月。当初は今季中の1軍復帰も不安視されたが、地道なトレーニングを経て、現在は捕手を立たせてのブルペン投球を再開できるまでに状態を上げてきた。約80球のブルペン投球を行った前日12日には、投球再開後初めて八分程度の力で投球。「ほんの数球でしたけど、140キロくらい出てましたかね。怖さもあったけど、大丈夫でした。あとは翌日の状態がどうかです」。一夜明けたこの日は「変な痛みもないし、硬さもなかったので、安心しました。状態はいいし、次(のレベル)に進めると思う」と完全復活へ、また1歩近づいたことを喜んだ。
今後の展望としては、捕手を座らせての本格的なブルペン投球再開後、打撃投手、2軍戦登板、2軍戦での連投とこなしていく予定。順調に行けば7月末にも1軍復帰の道が開け、数試合の調整登板をこなして、“本職”でもあるストッパーの座には球宴明けにも就く可能性が高まった。
馬原
今年中には絶対に(1軍に)戻れます。ストッパーは(1軍に)戻ったからといってすぐに任されるポジションじゃない。信頼を積み重ねて任されるところ。とにかく焦らず、万全の状態で(1軍に)戻れるように頑張ります。
12日はリハビリ中の斉藤に誘われ、今季初めて1軍の試合を福岡ヤフードームで生観戦。1軍の雰囲気を久々に自身の体に注入した。王監督が常に口にする勝負どころの8、9月反攻へ。5年ぶりの優勝を目指すチームにとって、頼れる守護神の存在は欠かせない。【石田泰隆】



