ハム中田1軍遠のく…左手首負傷
<イースタン・リーグ:日本ハム2-13西武>◇14日◇滝川
“御前試合”目前で、怪物にアクシデント! 日本ハム中田翔内野手(19)が14日、イースタン・リーグ西武戦で左手首を負傷し、初の途中交代となった。試合後に予定されていた少年野球教室にも参加せず、アイシング治療に務めた。15日には梨田昌孝監督(54)が視察する中でのプレーが予定されていたが、出場は絶望的となった。
中田目当てに集まった3183人の超満員のファンの目に、信じられない光景が飛び込んだ。8回2死一、三塁。絶好のチャンスで、水上2軍監督は中田に代打を送った。「手首です。今までに経験したことがない痛さ。(バットを)振るのはムリだと思った」。左手首に痛みを感じていた中田が、自ら申し出たものだった。
負傷したのは右飛を打ち上げた7回の第3打席。「おかしなポイントで打った」(大村2軍打撃コーチ)ため、手首の関節に圧力がかかった。4月にも右手首を痛めたことがある。強烈なスイングは、手首への負荷も大きい。その次の回の守備中も「ちょっと動かしただけで響く。ボールも捕れないと思った」と自ら監督に申告。ベンチでは氷囊(ひょうのう)を自分で持つことすら厳しい状態だった。
アイシング治療で様子を見る予定だが、水上2軍監督は「痛いようなら病院に行かせる可能性もある」と話した。4回の第2打席には右前打を放ち、“北海道初安打”を記録するなどバットでは好調をキープし、梨田監督に成長した姿を見せたかったが、アピールの機会を失った。「明日(16日)ああいう場所(札幌ドーム)でできることを楽しみにしていたんですけど…」。そう言葉を絞り出すのがやっとだった。【本間翼】
[2008年6月15日8時55分 紙面から]
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