ソフトバンク川崎宗則内野手(27)が新型福岡ヤフードームに備えて「足裏名人」になる。宮崎・秋季キャンプ第2クール3日目の2日、川崎の両足親指の皮は「ズルズルにむけています」とただれたような状態。今キャンプの外野芝生ゾーンで受ける指名ノックでは足が滑りやすいアップシューズ着用という条件も加わった。「僕は足の指が長いから使い切れていない。足があまり固定されない状態でいろんな動きができればいい」。来季の新グラウンドをにらんで悪条件での練習に挑戦している。
この日、球団関係者は来年2月に張り替え予定のドームの人工芝について「神宮(球場)のようになる」と説明。今季より毛足が長く、クッション性の高いロングパイル。野手陣にとってひざ腰の負担が減る一方、グリップ力はダウンする可能性もある。ノッカーの森脇内野守備走塁コーチは「滑った状態でも完ぺきに捕れるようにね」と話した。
森脇コーチは「大学の研究で、千代の富士(現九重親方)の立ち合いは100メートル9秒台の陸上選手と同じ力だったらしい。足の裏は力士のように刺激されているのがいい」とも説明。川崎は「バッティングもアップシューズでやったりしていますから」と、さらに強固な足裏をつくり上げる。【押谷謙爾】




