FA権を有する横浜金城龍彦外野手(32)が権利を行使せずに単年契約で横浜に残留することが4日、決まった。横浜市内で村上チーム運営部門統括と交渉し、条件面で合意に至った。「横浜のユニホームを着て優勝したい思いが強い。それが出した答え。球団に何かの形で恩返ししたい」と結論を出した。10年目の今季は打率2割4分7厘に終わった。球団からは複数年契約も提示されていた。FA宣言なしの1年契約のため今季年俸1億3500万円(推定)からダウンは免れないが「成績に納得していない」と、あえて1年契約を選んだ。来季以降の権利行使については、「1年集中して、今は横浜のユニホームを着て頑張ります」と話した。