<日本シリーズ:西武3-7巨人>◇第5戦◇6日◇西武ドーム

 巨人上原がシリーズ2度目の先発も、3回7安打2失点(自責1)で降板した。初回いきなり3連打を浴びると、併殺崩れの間に1失点。3回にも坂本の失策からピンチに立たされ、石井義に勝ち越し打を許した。中4日の先発だったが「いや、関係ない」。シリーズ初戦で涌井との投げ合いに敗れたエース。記録に残らない、再三にわたる自軍の守備の乱れもあり、リベンジとはならなかった。

 責任を果たせなかったことで、口は重く動かなかった。試合後は「チームが勝ってよかった?

 そう。今日はそれだけ。寒さも関係ない」。バスに乗り込むまで視線が上がることはなかった。それでも原監督は「今までみんな彼に助けてもらってきた。今日はみんなで助けたということ」。この日はわずか52球。残り2戦でのリリーフ登板の可能性に「今はその質問には答えられません」と話した。