次はルネッサ~ンス?

 オリックス小松聖投手(27)が堂々、第2弾の「パクリ宣言」をした。5日、大阪市内でスポーツメーカー「ミズノ」のアドバイザリープロスタッフ会議に出席。今年は「キタ~!」と絶叫するお立ち台パフォーマンスが有名になったが、来季は新ネタを投入する可能性をほのめかした。

 会議では担当者に09年型グラブを注文した。現在より大きめのものを希望し、ロゴにも細工を施すという。しかし代名詞にもなった「キタ~」の刺しゅうは入れない。当然と言えばそれまでだが「それよりも小松という名前を宣伝したいです」とアピールした。

 とはいえ、お立ち台ネタを封印するつもりはまったくない。「来年、また流行ったもの(ネタ)があればパクらせていただきます。ファンに喜んでもらえれば…」と2匹目のドジョウを狙っている。さらには「流行語大賞を手助けできればいいですね」。活躍してお立ち台で連発すれば、そのギャグの知名度も上がる。もし流行語大賞になれば小松自身のPRにもなる。

 15勝を挙げ新人王を獲得、チームは2位躍進と、最高の1年だった。オリックス屈指の人気者が次に繰り出すネタは何か。小松は流行るネタにも注目する。