日本ハムにドラフト3位で入団した矢貫俊之投手(25=三菱ふそう川崎)が7日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に新人一番乗りで入寮した。故郷の福島・西郷村から自家用車で荷物を搬入。「始まったときに自分の力を出せるようにしたい」と意気込みを話した。

 本人いわく「秘密兵器」も持参した。社会人時代から約3年間欠かさず、そばに置いているバスケットボールだ。日課にしている練習の道具で、肩の強化トレーニング、ケガ防止に役立つという。「ケガもなくなったし、部屋で時間があれば常にやります」と、“新居”でも継続する。

 体調管理用の体重計のほか、故郷の少年たちからもらった寄せ書きや手紙も持参した。初対面の江尻が「イケメンですね~」と評した即戦力期待の長身右腕。「ブルペンで早く投げたい」と、13日開始の新人合同自主トレに向け、はやる気持ちを隠せなかった。

 [2009年1月8日9時1分

 紙面から]ソーシャルブックマーク