阪神が巨人のドラフト1位・大田泰示内野手(18=東海大相模)を春季キャンプ初日から徹底的にマークすることが22日、分かった。
異例の007作戦について、球団関係者は「巨人があれだけ期待する素材。当然キャンプからチェックすることになる。特に去年は若手にやられたから」と明かした。2月1日の初日から、スコアラー陣が出動する。潜在能力の高さを熟知しているからこそのアクションだ。東海大相模で高校通算65本塁打を放った大田に、阪神も早くから熱視線を送っていた。昨秋のドラフト会議直前まで、1位指名を検討。最終的に見送ったが、野手では最高の評価を与えていた。「こちらから指示を出さなくても分析するだろう。実際にどれだけやれるか、球団としても、キャンプの報告を聞きたい」と、球団首脳はプロ入り後も興味津々だ。
すべてはG倒のためだ。昨年に最大13ゲーム差をひっくり返され、屈辱のV逸。特に坂本や山口ら若手に要所で活躍されたことが優勝の分かれ目にもなった。
球団では昨春キャンプから巨人に対し、スコアラーを2人配置し、戦力分析に力を注いできた。今年もその方針は変わらない。むしろ未知の「怪物」がいるだけに、007作戦はより重要性を増す。標的となる大田は若手主体のB班スタートが決定。すでにフリー打撃も始めており、万全の状態で初日を迎えそうだ。逃した魚は大きくとも、自由に泳がせないように徹底分析する。
[2009年1月23日8時31分
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