阪神から移籍したオリックスのライアン・ボーグルソン投手(31)が、古巣を相手にオープン戦の開幕投手を務めることが濃厚になった。11日、大石監督が「本人には言っていないけど、コーチ陣とそういう話をしている。オープン戦で1回は先発させると約束しましたしね」と明かした。
新助っ人の要求が28日の阪神戦(安芸)でいきなり実りそうだ。中継ぎ構想を明言していた大石監督にキャンプ初日から「先発でやりたい」と直訴。熱意が伝わり、オープン戦での先発テストを取り付けた経緯があるが、まさか“開幕”とは。もちろんここで失敗すればローテ入りは厳しくなる。
この日は紅白戦に初登板し、2回自責0。4奪三振で首脳陣にアピールした。内容を評価した大石監督だが「中継ぎ向き」の考えは変わっていない。しかも、小松ら先発6人衆は「決定ではないが固まっている。故障者が出れば別だけど」とボーグルソンには極めて厳しい状況と説明する。
「すごくいい1日だった。シーズンの最初だから試合感覚を取り戻すことを優先して投げたよ。(先発は)自分ではなく監督が決めることだからね」と右腕は振り返った。
大石監督にも最近は先発願望を言っていない。チーム事情は理解しているが、もちろん断念したわけじゃない。熟知する阪神が相手というのも好材料。これ以上ない舞台で好投し、ハイレベルな先発争いに割って入る。【柏原誠】
[2009年2月12日10時49分
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