日本ハムが、二岡智宏内野手(32)の「DH&遊撃」の併用策を検討していることが6日、分かった。昨季の右ふくらはぎ負傷など過去の故障歴に配慮し、開幕から3試合は指名打者として起用。しかし実戦での動きから、早期に遊撃での出場も可能と判断した。今後は二岡本人のGOサインを待ち、早ければ今月中にもフル稼働態勢をスタートさせる。
チーム53年ぶりの本拠地開幕3連敗も、暗い話題ばかりではない。キャンプから別メニュー調整と、コンディション面で不安があった二岡が、DHとはいえ3戦フル出場。走塁時には軽快な動きを見せた。真喜志内野守備コーチは札幌から東京への移動日のこの日、「(守備出場も)いけるんちゃうかな、という感じがした。あとは本人が良ければ使うことになる」と見通しを話した。
チーム事情を加味しても、プラス効果は計り知れない。遊撃のレギュラー金子誠は昨季、股(こ)関節痛を抱えたままシーズンへ突入した。今季は開幕3戦で打率6割と好調も、患部の状態によって休養日が必要になる。二岡が代役を務めることができれば、安定した戦力で通年臨めるメドも立つ。真喜志コーチも「マック(金子誠)を休ませたりできるので、二岡が守れることになれば大きい」と効果を口にした。
DHが空けば、スレッジ、ヒメネスの助っ人コンビの起用法や、相手投手の左右に合わせたオーダーなど、さらに柔軟性が出る。今季の新戦力の目玉、二岡の“複数ポジション”が、巻き返しへの大きなカギになる。【高山通史】
[2009年4月7日9時24分
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