<中日2-1阪神>◇21日◇ナゴヤドーム
真弓野球を確立せよ!
阪神坂井信也オーナー(61=電鉄本社社長)が新指揮官に「指令」を出した。21日に大阪市内の電鉄本社で定例の報告会に出席。南球団社長ら首脳からチーム状況の報告を受けた。借金生活が続くが、不問に付した。「期待通りに、辛抱強く、長期を見据えた所が垣間見える。聞いていたことも実行している」と、さい配には一定の評価を与えた。
ただ5球団との対戦がひとまわりしたことで、さらに高いハードルを真弓監督に課す考えだ。「真弓野球を固めて、信念を持っていくのが、30試合くらいじゃないか。先発ローテーションや(抑えの)方程式、打線で軸になる選手など、勝つ形を構築しないといけない」。現状では、まだ守備や走塁でミスが目立つ。チーム防御率4・23、失策数は15試合で11個。キャンプから取り組んできた守り勝つ野球ができていない。「巨人はエラーの数も少ない」と、宿敵へのライバル心ものぞかせる。
メンチの話題については「練習ではいいらしいが、実戦になると焦るようですね。大きな欠陥があるわけじゃない。(日本野球に)戸惑っているということでしょう」と寛容ではあったが、低迷から抜け出せなければ、甘い顔は続けていられない。25日には敵地で行われる広島戦を視察する予定。新球場の見学が主な目的だが、真弓野球の勝ちパターンにも注目する。
[2009年4月22日11時19分
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