<楽天2-4日本ハム>◇28日◇Kスタ宮城

 ノムさんの1500勝を阻止したのは、同じ京都生まれの日本ハム糸井嘉男外野手(27)だった。同点に追いついた直後の3回2死満塁で勝ち越しの右翼線2点適時二塁打を放つと、5回にも右翼線を破り、二走稲葉を本塁に迎え入れた。「初球からどんどんいこうと、甘いところにきたら思い切り振ろうと思いました。うれしいです」。試合前には必ずあいさつに訪れる同郷の大先輩のメモリアルだが、簡単に白星は渡さなかった。

 二塁打はどちらも左腕の川井からだった。昨年の対左投手は、右の152打数37安打に対し、わずか36打数8安打。「左対左」を嫌ってベンチをあたためることも多かったが、今季初めての左投手相手のスタメン出場で、成長の跡を見せつけた。

 26日のオリックス戦。打球の目測を誤り、右飛を二塁打にしてしまった。「榊原に悪いことをしてしまいました」。ルーキーの足を引っ張るミスに、試合後は宿舎に戻っても自分を責めた。だが次の試合ですぐに結果を出し、大きくチームに貢献した。「(試合に)出たら全力を出すだけです」。激しい外野手争いは糸井の躍進でますます激化する。【本間翼】

 [2009年4月29日10時9分

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