<楽天1-7巨人>◇23日◇Kスタ宮城

 まさかの大量失点で、すっかり意気消沈した。楽天のエース岩隈久志投手(28)は1、2回で4奪三振と快調だったが、3回に突如連打を浴び4点を奪われた。岩隈は「(調子は)今年一番よかった。あの回だけ。もっとボールで勝負してもよかった」と悔やんだ。まだ序盤の失点ではあったが、不振続きの打線には大きすぎるビハインドだった。

 岩隈は結局7回11安打5失点で降板、打線も巨人内海を攻めきれず、9回に完封を逃れるのがやっと。野村克也監督(73)は、連夜の完敗に嘆き続けた。「それにしても打てないよ。1点が取れんわい」とボヤきまくった。エースで負けての連敗に、ため息もいつも以上に深くなった。「今のうちでは、4点も先に取られたらダメよ。気がめいっちゃってさ。おれが勝てる気しないんだもん。いけないこととは知りながら、チーム状態を考えるとしんどいですよ」と肩を落とした。さらに「うちの打者は工夫がないもんな。巨人も工夫はしてないんだけど、同じことをやっても能力が違うよ」と、ボヤキ先は戦力差に向かった。

 連敗だけは避けたい交流戦だったが、巨人の前にあっさり連敗。開幕以来、投手陣の踏ん張りで白星を重ねてきたが、重量打線にはね返された。「原監督も監督の仕事ないんじゃないの?

 監督の仕事はいかに走者を得点圏に置くかなのに、二塁打ばっかりだもん。仕事ないだろ」と帰り際に、毒づくのがやっと。昨季は5位と健闘した交流戦だが、早くも険しい道のりになってきた。【小松正明】

 [2009年5月24日8時42分

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