<ヤクルト1-12中日>◇7日◇神宮
中日中田賢一投手(27)が生まれ変わった姿を存分に見せつけた。2位ヤクルトを8回3安打1失点。322日ぶりの白星に、普段はあまり変えることのない表情も自然と和らいだ。「自分としてもうれしい。できるだけ早く帰ってきたかったんですが、時間がかかってしまった」と胸をなで下ろした。
最速150キロの直球に4種類の変化球を織り交ぜた。4回には無死二塁と初めてピンチを背負ったが、福地、デントナを連続三振に仕留め、ガイエルも二飛。「勝負球がうまく決まってくれた」と、課題の制球に苦しむことはなかった。
初登板となった4月8日のヤクルト戦で5回途中6失点KOされ2軍降格。森バッテリーチーフコーチは「中田は前回ここ(神宮)で落としたから、ここで投げさせることは決めていた」と、リベンジに最高の舞台を与えた。落合監督も「まあ、あんなもんじゃないか。もともと力を持っていただけにな。あの辺のピッチャーが戻ってきてくれれば。あとは山井だ」と、待ちわびていた男の復活劇を喜んだ。貯金は最多9で2位にゲーム差なしの3位、首位巨人にも4・5差と迫ってきた。【福岡吉央】
[2009年7月8日9時55分
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